「福祉を前面に出さない」ひとりの人として大切にする 温かい居場所づくり
- 名前
- 小関 章子
- 会社名
- 株式会社Cookingロマンス
- キャッチコピー
- その人らしさを大切にする支援
- 一言
- 教科書的な「福祉支援」ではなく、一人ひとりの個性を大切にした支援で、利用者さんとご家族が心から安心できる環境をお作りします。
安心できる居場所を提供する3つの事業
1、放課後等デイサービス「ろまんすレシピ」
小学1年生〜高校3年生(18歳まで)の発達障害・知的障害のお子さまが通える通所型サービス
特性のあるお子さまたちが、学校帰りや休日に安心して過ごせる「第二の家」のような空間を提供しています。
2、 就労継続支援B型事業所「ろまんすキッチン」
18歳以上の方が働く場所として利用できる通所型サービス
放課後等デイサービスを卒業した子たちが働ける場所を作りたいと思って、設立しました。
一人ひとりのペースに合わせて、働くことの喜びと生きがいを見つけられる環境づくりを大切にしています。
3、グループホーム(共同生活援助)「ろまんすホーム」
安心して暮らせる住まいの提供
- 黒ねこのロマンス(一軒家共同生活タイプ)
- 白ねこのロマンス・白猫プラス(マンションタイプ)
- 三毛猫のロマンス(マンションタイプ)
- シャム猫グループホーム(開設予定)
感情を込めて想像力豊かに働くスタッフたち
Cookingロマンスは、
「利用者さんを一人の人として見れる人」
ばかりが集まったチームです。
マニュアル通りではなく
「この方だったらどう感じるかな?」
「どうしたら喜んでくれるかな?」
と想像して支援にあたります。
だからこそ保護者の方からは
「ここまで理解してもらえるなんて・・・」
「子どもが本当に楽しそうで嬉しい」
という声をいただいています。
お子さんが「ただの利用者」ではなく
「大切な一人の人」として扱われる環境で、
本来の輝きを放ってほしい。
そんな想いで日々向き合っています。
はじめは「自分のために」から始まった、想いやりの輪
小さな頃から感じていた「安心できる場所」
小学校や中学校では友達がいなくて、
少し寂しい思いをしていました。
でも近所の教会に行くと、
目の見えない方、耳の聞こえない方、
親から虐待されて逃げてきた方など、
社会的に弱い立場にある方たちがたくさんいました。
いつも優しく出迎えてくれて、その人たちだけが私が心許せるお友達でした。
「障がい者の人と一緒にいる方が居心地がいい、楽しい!」
これが私の原点でした。
特別な使命感ではなく、
素直に「自分のために」
そういう環境を求めていたのが正直な私の始まりでした。
料理の道から始まった社会人生活
高校卒業して進路を決める時、頭が悪くて
福祉系の大学なんて無理だったので、
好きだった料理の道に進むことにしました。
調理と栄養士、両方を3年間で学んで。
福祉系の仕事にも興味はあったけれど、
社会福祉士ってかなり頭が良くないとなれないと分かっていたので、脳に障がいを負っていて、記憶が得意でなかった私には無理でした。
でも、
大学を出て栄養士として働き始める時も、
できる範囲で障がい者の方と接したい
という想いがあり
就職先には知的障がい者施設を選びました。
みんなで特別メニューを考えたり、
おでこに白いタオルをハチマキのように巻いて
「今日のラーメン、醤油と味噌どっちにする!?」なんて食のエンターテイナーのように、いろんな企画をしながら楽しくやっていました。
その後29歳で独立して
「障がい者の人が通えるお菓子教室」
を始めたものの、現実は厳しくて。
お金にゆとりのない障がい者の方はなかなか来られず、お客さんには看護師さんや学校の先生ばかり。
障がい者の方が来れるような教室を作りたい、でもお金も必要。
いろんな手段を試してみたけれど、ビジネスとして長期的に続けられる方法が見つからなくて。
「私、何やってるんだろう...」
そんなモヤモヤした8年間でした。
運命を変えた「放課後等デイサービス」との出会い
とある経営者の会の仲間と話していた時、たまたま「放課後等デイサービス」という制度を知りました。
社会福祉法人のような大きな団体でなくても
一企業でこうした福祉施設を作れるなんて、夢のような情報でした。
「障がいのある子どもたちの施設が作れるって聞いたんですけど、私もやりたい!」
知り合いの行政書士さんにすぐに連絡しました。
そこからの半年間。
行政書士さんと二人で分厚い書類と格闘しながら本当に命がけで準備したのを覚えています。
「福祉福祉しない」を大切にしたい理由
支援者になると、
「自閉症だからこうかな」
「ADHDだからこうすべき」
とついつい障がいの特性で判断しがちです。
でも10人いれば、性格も好きな食べ物も血液型も全部違うじゃないですか。
私は「利用者さんを一人の人として見れるスタッフ」を集めたいと思いました。
教科書通りではなく、感情を込めて。
熱が出た時には薬局でゼリーやポカリを買ってきて、お部屋まで届ける。
家族なら当たり前のことを、当たり前にやりたかったんです。






これから実現したい世界
「ともに勝つ」
これが私たちのテーマです。
会社、お客様、従業員。
この三者が共に勝つ関係を作っていきたい。
自分の会社だけ売上が良いとか、
自分の会社だけが良くて利用者さんが困っているとか、そんなのつまらない。
自己犠牲は良くないけれど、
それでも1%ぐらいの自己犠牲で相手が喜んでくれたら、
「ヨッシャ!」とガッツポーズが出ます。
あとは会社の組織、という点でいうと
社長、管理職、現場の三者一体で共に勝つ。
100人いたら100人、全員が共に勝つ精神でいる組織を作りたいんです。
人も企業も成功する、win-winな関係作り。
全員でやり切る思いでいる組織。
それが私の目指す世界です。
「困った」を一緒に解決したい

お子さんの本当の輝きを、一緒に見つけませんか?
「うちの子に合う場所が見つからない...」
「どこに相談していいかわからない...」
「本当にうちの子のことを理解してくれる人はいるのかな...」
お子さんのことで、そんな風に一人で悩んでいませんか?
私も長い間、「障がいのある方が本当に必要としているサービス」と
「実際に提供されているサービス」のギャップに悩み続けてきました。
でも、あきらめる必要はありません。
私があなたにお伝えしたいこと
必ず道はあります。
「求めれば必ず何かが動く。求めなければ何も動かない。」
これは私自身が8年間の葛藤を経て、たどり着いた信念です。
必要だと思ったら、必ず誰かしら、何かしらがあるということを忘れないでください。
うちの事業所じゃなくてもいいんです。
困ってるな、悩んでるな、どうしようって一人で思っていても、何もしなければ何も変わりません。
でも「困ってる」ってどこかに声を出せば、誰かが必ず「この人をなんとか手助けしよう」って現実が動いていくから。

あなたのお子さんは、かけがえのない一人の人
私たちは「障がい特性」で人を見ません。
同じ診断名でも、10人いれば10人とも違う個性を持った、かけがえのない一人の人として向き合います。
「こういう障がいだから、こういう支援じゃなければならない」ではなく、「この子にとって何が一番いいんだろう?」を一緒に考えたいんです。
感情を持って向き合います
私たちは良い意味で「福祉っぽくない」と思います。
本気で一緒に喜んだり、時には叱ったり。
でもそれは、「支援者と利用者」として線引きしていないから。
支援する役割だからと割り切っていたら、そんな感情湧かないですよね。
家族のように一人ひとりを大切に思うから、本気で感情が動く。
そんなスタッフたちと一緒に、あなたのお子さんを支えていきたいと思っています。
慣れない環境に不安なあなたへ
365日の安心をお約束します
Cookingロマンスのグループホームでは、土日祝日関係なく、温かい食事を提供しています。
体調が悪い時には、おかゆやゼリー、ポカリスエットを届けて、お部屋まで様子を見に行きます。
「〇〇さんが熱出したから、薬局で色々買ってきます」って自主的に考えて動いてくれるスタッフばかりです。
会社なので使える予算の上限はあるけれど、
体調が悪い時にそういった心遣いがあったら、嬉しいんじゃないかなと思ってやっています。

想像力と愛情のこもった支援
新しく入居される方のお部屋を準備する時、
「女の子だったらこのカラーボックスがいいよね」
「シャンプーはここに置いてあげたら使いやすいかな」
「可愛いぬいぐるみがあったら喜ぶかな」
という感じで、スタッフ達はその利用者さんの情報から色々と想像しながら心を込めて準備をしてくれます。
私が想像つかなかった以上の仕事と成果を、スタッフたちが作り出してくれて利用者さんも喜んでくれる。
お世辞でなく毎日心からの喜びを感じながら、働かせていただいています。

まずは一歩だけ、勇気を出してみませんか?
「安心できる」場所があります
利用者さまやご家族から、「安心できる」「ここに預けてよかった」って言っていただけるのが、私たちの一番の喜びです。
もしお困りのことがあれば、あなたにもそんな安心を感じてもらいたいです。
お気軽にご相談ください
どんな小さなことでも構いません。
「こんなことで相談していいのかな...」なんて思わないでください。
困っていること、不安に思っていること、お聞かせください。一緒に考えさせてもらいます。
1歩だけ勇気を出して、お声をかけてください。
そこから、きっと何かが動き始めます。
あなたと大切なご家族が、安心できる「居場所」を、一緒に作っていきましょう。