十勝の大地と人をつなぐ、クラフトビールの架け橋ー杉本 智子ー

名前
杉本 智子
会社名
十勝麦稈(ばっかん)ビール
キャッチコピー
青空の下、みんなで乾杯する夢を形に
一言
クラフトビールを通じて十勝の魅力を全国へ。
地元の特産品を使ったオリジナルビール開発を目指しながら、
マイペースに夢を追いかけています。一緒にワクワクする十勝を作りませんか?

十勝麦稈(ばっかん)ビール

🍺 私たちが目指すもの

十勝の秋の風物詩、黄金色に輝く麦稈(ばっかん)ロール。
その美しい風景への愛から生まれた「十勝麦稈(ばっかん)ビール」は、 地元十勝の魅力を一杯のビールに込めて、全国へ発信する活動をしています。

ヘッダー・橋原靖佳さん、写真・塚本逸彦さん

📍 現在の活動

クラフトビールの移動販売

  • 札幌や道内各地の優れたブルワリーから厳選したクラフトビールを仕入れ
  • 地元のイベントやフェスで、プラカップでのテイクアウト販売
  • 十勝の人々に、まだ知らない美味しいクラフトビールとの出会いを提供

社会貢献型イベントの企画

  • 保護猫ビール販売イベント(売上の一部を保護猫カフェへ寄付)
  • 地元レストランとのコラボレーション企画
  • 飲酒運転防止の啓発活動と連動した責任ある販売

🌾 未来への挑戦

十勝の特産品を使ったオリジナルビール開発(構想中)

  • 幕別町のゆり根ビール
  • 芽室町のルバーブビール
  • アスパラの茎を活用したサステナブルビール

農産物の未利用部分を活用し、地域の循環型経済に貢献する 「発泡酒」カテゴリーでの商品開発を計画しています。

💫 私たちの想い

「クラフトビールに興味がない人でも、 地元の特産品が入っていることで興味を持ってもらえる」

そんな入り口から、十勝にクラフトビールファンを増やし、 いつかは十勝中のブルワリーが集まる 大きなクラフトビールイベントを開催できるような、 そんな未来を夢見ています。

📅 直近の出店予定

2025年7月20日 幕別町夏フェスタ出店予定
(地元ブルーパブ「ザ・ビアガーデン十勝」協力・ザ ビール トカチで出店します)


十勝の青空の下、たくさんの人と乾杯できる場所を作りたい。 それが、十勝麦稈ビールの原動力です。

「あ、クラフトビールがいい」街の中を歩いていて、ふっと降りてきた言葉

3年前の2月、何かを変えたくて

ずっと「自分で何か商売がしたいな」って思いながら生きてきました。

老人ホームで7年間ご飯を作って、その前は保険屋さん、カフェ、農家のお手伝い。

いろんな仕事をやってきたけど、「どれも違うなぁ」って。

考えることは好きなんですけど、何か違う。

その中でも飲食がいいなって思って、ずっと考えていたんです。

そしたらある日、街の中を歩いていて、ふっと「あ、クラフトビールがいい」って。 本当に突然でした。

すぐ動いたけど、現実は甘くなかった

その足で地元の企業育成サロンに行って「クラフトビールの仕事がしたいんです!」って話したら、 十勝イノベーションプログラム(TIP)への参加を勧められて。

「ブルワリーを立てたい!」って意気込んで参加したんですけど、 実績も経験も何もない中で、いきなりブルワリーなんて無理だよって。

発表前にリタイアしました。

でも、諦められなかった

翌年のTIPにも参加して、今度は同じ夢を持つ人のサポーターになって。

そこでアドバイスをもらったんです。

「オンラインでもいいから、
知ってるブルワリーのビールを仕入れて、
地元で売ることから始めたら?」

そうか、それならできるかも。

保護猫ビールで見つけた「私のスタイル」

今年2月、保護猫カフェから譲渡してもらって、猫を4匹飼っています。

そこで何かできないかなって思ったんです。

すると、札幌のノースアイランドビールさんが、保護猫ビール「ボクらと、ネコ」を2月22日(猫の日)に販売するって知って。

地元の「猫の散歩道」っていうレストランで販売イベントを企画したら、 十勝毎日新聞さんにも取材してもらって、3日間大成功!

レストランのオーナーさんも、ノースアイランドビールさんも、保護猫カフェさんも、 みんなが喜んでくれて。

「あ、これが私のビジネススタイルだ。これがとてもしっくりくる」

そう思いました。

十勝毎日新聞

7月20日の幕別町夏フェスタに出店も決まって、 地元のハンバーガー屋・トレーナーバーガー99さんの敷地でビールを売る準備も進めています。

ビールを売ることの責任

外でビールを売るって、飲酒運転の助長になる可能性もある。

ただ売上たくて売ってるのは、すごく無責任な気がして。

だから啓発ポスターを作ろうって決めました。

飲酒運転の罰則とか、アルコールが抜けるまでの時間とか。

ちゃんと伝えてから売りたい。と思っています。

ハンバーガー屋のトレーナーバーガー99さんのご主人に話したら

「そういうの作ってくれるのありがたい!僕たちもお酒売りやすくなる」って。

売上の一部は交通事故防止の団体に寄付することも考えています。

十勝は日本一の小麦どころなのに

クラフトビールがあまり浸透していません。

私自身は、青空の下で、夜風の中で、 たくさんの人とビールで乾杯したい。

地元の人に「クラフトビールってこんなところにこんなのがあるんだ」 って知ってもらって、好きになってもらって。

ついでに私のことも知ってもらえたらいいな、と思っています。

これから作りたい未来

いつかは自分のブルワリーを持って、 十勝の特産品を使った、ちょっと変わったビールを作りたい。

ゆり根ビール、ルバーブビール、アスパラビール。

農業廃棄物を使って、地域の循環に関われるような。

ビールに興味がない人でも、地元の特産品が入ってたら 「へぇ、面白いね!」って応援してもらえると思うんです。

十勝にもっとブルワリーが増えて、 いつか十勝のクラフトビールイベントができるくらい、 ブームを呼び起こせる歯車の一つになりたい! そう思ったら、ワクワクします。

その土地の特色、作り手の熱意、できた背景のストーリー。

それを起爆剤にして、地元を盛り上げていく。

今はまだ、思いだけで突っ走ってる状態です。

でも、この想いを形にしていきたい!そう思っています。

もしかして、あなたもこんなこと感じてませんか?

「十勝っていいところなのに、なんかもったいない」

秋になると畑一面に広がる麦稈ロール。 あの景色、本当に美しいですよね。

でも、その美しさや豊かさが、まだまだ活かしきれてない気がしています。

十勝は日本一の小麦どころ!

だからこそ、クラフトビールで盛り上げたい!そう思っています。

こんな方と出会いたいです

クラフトビールは詳しくないけど…

  • 「地元の美味しいものをもっと広めたい」
  • 「農産物の新しい使い道を探してる」
  • 「イベントで人が集まる場所を作りたい」
  • 「何か面白いことやってみたい」

そんな想いがある方、ぜひお話聞かせてください!

写真・漆原成人さん

実は、こんなことができます

🍺 あなたのお店や農産物を、クラフトビールでPR

保護猫ビールイベントみたいに、お店の新しいお客さんを呼び込むお手伝い。

農産物を使ったオリジナルビールで、全国に向けてPRすることも。

🎪 イベントを一緒に盛り上げる

ただビールを売るだけじゃなくて、飲酒運転防止の啓発も含めた責任ある販売。

「こういうイベントなら安心」って言ってもらえる形を一緒に作りませんか?

🌱 循環型の新しいビジネスモデル

アスパラの茎とか、今まで使ってなかった部分を活用。

「捨てるはずだったものが、美味しいビールに!」 そんなストーリーって、ワクワクしませんか?

今すぐじゃなくてもいいです

私自身、親の介護しながら、夜は温泉ホテルで働き、 そんなこともしながらマイペースにやってます。

だから、 「いつかやってみたい」 「まずは話だけでも」 そんな感じで全然OK。

十勝中のブルワリーが集まって、 地元の特産品ビールがずらっと並んで、 青空の下でみんなが笑顔で乾杯してる。

そんなイベントを、いつか実現したい、そう思っています。

その時、 「あの時、一緒に始めてよかったね」 って言い合える仲間がいたら、最高だなって。

これが、いつかたくさんの方々と一緒に見たい景色です。


【まずは気軽にご連絡ください】

「うちの○○、ビールに使えるかな?」

「こんなイベント考えてるんだけど」

「ちょっと話聞いてみたい」

どんなことでも大歓迎です!

Facebook・LINEでメッセージください。

「十勝麦稈(バッカン)ビール」で検索してみてくださいね。

7月20日の幕別町夏フェスタにも出店するので、 よかったら遊びに来てください!

小さな一歩から、大きな乾杯へ。 一緒にワクワクする十勝を作りましょう!

この記事を書いた人

まみ助

「読む人を物語の世界に引き込み、感情を体感させる」ことを信条とするストーリーテリングが強みの編集ライター。関わった書籍は商業出版では60冊以上、自費出版では70冊以上。人物の本質に迫るインタビューには定評があり、「文章だけで描く似顔絵師」の異名を取る。すべての登場人物のペルソナを丁寧に作り上げてから物語を紡ぐため、作品には高いリアリティを誇る。「無理のない範囲で、自分のできることをする」「常識を打ち破れ!」をモットーに、信頼関係だけで繋がるチームメンバーと一緒に活動中。

記事一覧をみる